【ドラゴンアイ観察日記 2024】4月15日から開始予定!

ここ数年ますますSNSやテレビで話題になっている、八幡平の雪解け時期の絶景
「八幡平ドラゴンアイ」
八幡平にある「鏡沼」の雪解けの様子がまるで龍の瞳のように見える、季節限定の絶景です。

自然が起こす神秘の絶景「ドラゴンアイ」は、毎年決まった時期に出来るとは限りません。
日々の変化の様子を自然ガイドステーションよりご報告いたします。

2024年4月15日より開始予定!

奇跡の絶景!八幡平ドラゴンアイまでお車で約40分!
八幡平山頂までの「八幡平自然散策バス」がドラゴンアイシーズン中の毎日、ホテル前より出発。

東奥日報購読者様限定「スーペリアルーム宿泊プラン」

《東奥日報購読者様限定》「スーペリアルームご宿泊プラン」

■プラン内容
・お部屋「スーペリアルーム」2名~4名定員
・1泊2食
・1日2室限定
・対象期間:2024年4月18日~2024年5月31日泊まで
・料金:通常2名1窒1泊2食 1名18,600円~29,100円
特別料金:2名1窒1泊2食 大人 1名15,000円/小人 1名10,000円

■ご予約
八幡平マウンテンホテル
TEL0195-78-4111(9:00~17:00)
※限定プランのため電話予約のみとさせていただきます。
※ご予約の際にはプランコード「24GW」とお申し出ください。

岩手山・八幡平 春のみどころ

本格的な春を迎え雪深い八幡平にも行楽シーズンが到来!八幡平山頂まで続くアスピーテラインや樹海ラインでは道路の両側に最大6mもの雪の回廊が出現します。山麓では少しずつ草木の新芽が綻びはじめ、春の山野草や桜が見頃を迎えます。
そんな岩手山・八幡平周辺の見どころをご紹介いたします。

■雪の回廊
雪深い八幡平の山頂を通り秋田県まで横断している山岳観光道路「アスピーテライン」と秘湯で有名な松川温泉から八幡平山頂までを結ぶ「樹海ライン」。
この2つの道路では5月の中旬ごろまで道路の両側に雪の回廊が出現します。
高さ3~最大9mほどの雪の壁が延々と続く様は春の八幡平ならではの光景です。

八幡平市内の桜の見どころ

八幡平市内では県民の森、さくら公園、明治100年公園などに桜の並木があり、時期になると沢山の花見客で賑わいます。その他、フォトジェニックな佇まいの一本桜も複数あり、満開の時期には沢山のカメラマンが渾身の1枚を撮影しようと訪れています。

奇跡の絶景「ドラゴンアイ」

八幡平の山頂付近にあるいくつかの湖沼の中で唯一「鏡」沼の雪解けの様子が龍の瞳のように見えるということで八幡平「ドラゴンアイ」と呼ばれるようになりました。例年見ごろは5月下旬からの約2週間ですが、ゴールデンウィークのころから少しずつ雪解けの変化が見られ、年により進行の仕方が異なることからリピートする方もたくさんいらっしゃいます。

交通アクセス 盛岡駅⇔八幡平リゾート 2024夏 路線バス時刻表《岩手県北バス》4.1改正

盛岡駅 ⇔ 八幡平マウンテンホテルまでの路線バス時刻表です。
お越しの際は、盛岡駅前東口③番のバス停からご乗車ください。
最寄りのバス停は‘‘八幡平マウンテンホテル‘‘です。

2024 旅行会社 春~初夏の旅行商品(旅行ツアー)ご案内

初夏のツアー

【首都圏発】
■クラブツーリズム
『1泊目は八幡平に佇む弊社Aランクの温泉ホテルに17時間滞在 自然ガイド同行で楽しむ白神山地・奥入瀬渓流・八幡平 3日間』(コースNo.27177-900)
<ひとり旅>『東北屈指の大自然をネイチャーガイド同行で愉しむ!世界遺産・白神山地&八幡平ハイキングと十和田湖3日間』(コースNo.F4062-900)
『ネイチャーガイドが案内する八幡平「ドラゴンアイ」と新緑の八幡平・十和田湖・奥入瀬渓流3日間』(コースNo.35231-990)
『ネイチャーガイドが案内する八幡平「ドラゴンアイ」と勇壮なる神事「相馬野馬追」3日間』(コースNo.35161-990)
『四季折々の大自然 八幡平温泉「八幡平マウンテンホテル」 4日間』(コースNo.27083-900)

■JR東日本びゅうツーリズム&セールス
添乗員同行で滞在中も安心!八幡平の美しい大自然を望む高原温泉リゾートにのんびり滞在5日間(コースNo.B2162)
■阪急交通社
【八幡平自然散策バス1日乗車券付】当社基準Aランクホテルにご宿泊 八幡平長期滞在6日間Base!TOHOKU~さあ、豊かさの最前線へ~(コースNo.WABP226)

【中部発】
■JTB
お身体思いの白神山地・奥入瀬渓流・八幡平を歩く 3日間(コースNo.K2144-0)
自然に抱かれて過ごす 八幡平長期滞在の旅 7日間(コースNo.K2180-0)
■クラブツーリズム
<ひとり旅/ミニハイキング>『「八幡平ドラゴンアイ」田沢湖・角館と男鹿半島周遊3日間』(コースNo.72534-900)

【関西発】
■JTB
【滞在型旅行】八幡平長期滞在の旅(コースNo.K1188-0)
■阪急交通社
【伊丹発着】2泊とも当社基準Aランクホテルに泊まる!3つの幻想的な初夏の絶景 八幡平鏡沼と花巻温泉バラ園 3日間(コースNo.28450XX)

【中国発】
■阪急交通社
【◇広島空港発着】八幡平鏡沼と白神山地青池・奥入瀬渓流・角館 初夏の7景周遊 3日間(コースNo.2840H)

【山形発】
■庄交トラベル
新緑の奥入瀬渓流と神秘の絶景“八幡平ドラゴンアイ”(コースNo.J00077)

桜ツアー

【首都圏発】
 ■クラブツーリズム

  『2泊とも東北の名湯に宿泊 みちのく三大桜など東北6県を代表する桜名所を一度にお楽しみ 桜前線を追いかけて… みちのく桜街道 3日間
(コースNo.27546)
  
◎<ひとり旅>『春爛漫!津軽鉄道「お花見列車」 弘前公園・角館・北上展勝地 みちのく三大桜(※1)名所めぐり 3日間』(コースNo.F4054)

 ■JR東日本びゅうツーリズム&セールス
  ◎約2kmにわたる圧巻の桜並木!「北上展勝地」「角館」ゆったり滞在で楽しむ東北の桜めぐり(コースNo.B2015)

 ■JTB
  ◎みちのく桜街道東北6県大縦断3日間(コースNo.M0102-0)

【中部発】
 ■JTB
  ◎八幡平マウンテンホテルに泊まるみちのく三大桜と桜のトンネル津軽鉄道乗車 2日間(コースNo.K2102)
  
 ■クラブツーリズム
  ◎『1泊2日で気軽に!一度は行きたい!弘前城・角館・北上展勝地 みちのく三大桜 2日間』(コースNo.73911)

【福島発】
 ■阪急交通社

  ◎【バス/福島・郡山駅発着】弘前公園・角館 みちのくの二大桜を巡る2日間(コースNo.2767F)

【北海道発】
 ■JTB
  ◎専用テラス付デラックスA個室利用!新日本海フェリー&北海道新幹線で行く みちのく三大桜3日間(コースNo.M3107-0)

【関西発】
■JTB
 ◎【滞在型旅行】連泊でめぐる春の東北 4日間(コースNo.K1109)

八幡平マウンテンホテル 「スーペリア・ツインルーム」誕生

八幡平マウンテンホテルでは3階の洋室24室をリニューアルいたしました。当ホテルは十和田八幡平国立公園の八幡平エリアに隣接し、岩手山・八幡平という2つの日本百名山の山懐にあるマウンテンリゾートホテルです。
2017年には4階洋室を「マウンテンルーム」としてリニューアルしたのに続き、今回は3階洋室を「Woods(森・林)」をキーコンセプトに、スーペリア・ツインルームとしてリニューアルいたしました。

窓の外に広がる岩手山、八幡平の雄大な眺め、豊かな自然と調和するグリーンとブラウンを基調としたインテリア。
客室内には随所に森や木を想起させるデザインがほどこされています。夜、ルームランプを灯せば樹の影絵が浮かびあがるギミックも。
ツインからフォースまでベッド展開できますのでグループ、ファミリーのお客様にもお奨めです。
落ち着きある、くつろぎの空間でゆったりしたお時間をお過ごしください。

【ドラゴンアイ観察日記 2023】6/20情報更新!(最終更新)

ここ数年ますますSNSやテレビで話題になっている、八幡平の雪解け時期の絶景
「八幡平ドラゴンアイ」
八幡平にある「鏡沼」の雪解けの様子がまるで龍の瞳のように見える、季節限定の絶景です。

自然が起こす神秘の絶景「ドラゴンアイ」は、毎年決まった時期に出来るとは限りません。
日々の変化の様子を自然ガイドステーションよりご報告いたします。

2023年4月15日より観察開始しました!

奇跡の絶景!八幡平ドラゴンアイまでお車で約40分!
八幡平山頂までの「八幡平自然散策バス」がドラゴンアイシーズン中の毎日、ホテル前より出発。

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)

   2023年6月19

 

6月19日 13時頃のドラゴンアイの様子です。前回よりもだいぶ融雪が進み、瞳の部分は崩壊し黒い水面になっていました。白眼の部分も散策路と反対側はだいぶ雪解けが進んでいました。

 

 

 

真横から見た感じはこんな感じです。まだなんとなくドラゴンアイと見えなくもないかな…という感じでは雪が残っていました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
定位置から俯瞰したドラゴンアイです。まだ写真右側には雪がたっぷり残っており、雪の白と水の青のコントラストがきれいに見えます。

今後はさらに雪解けが進み、雪の無いいつもの鏡沼に静かに戻っていくものと思います。

昨日も数は少ないですが、ドラゴンアイを見に観光客の方がいらしていました。ドラゴンアイはほぼ終了となりますが、これから八幡平はたくさんの高山植物咲く花の山になります。

また標高が約1600mあり真夏でも涼しく爽やかな気候です。
花の八幡平もぜひ足を運んでいただければと思います。

 
今年の観察日記は今回の更新で終了とさせていただきます。
たくさん御覧いただきありがとうございました。
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼) 龍の瞳

   2023年6月15

 
 

6月15日11時30分頃のドラゴンアイの様子です。
麓では雨が降っていましたが、山頂付近はまだ雨は降っておらず、意外と視界も良好でした。

さて、今日のドラゴンアイですが、前回から更に融雪が進み瞳の部分は大きく水面が顔を覗かせて黒っぽく見えていました。

 

 

 

白眼の部分にあたる水面は前回からあまり変化は無いように見えます。
霧が無い分、水の青さが際立ち、水面下の雪と相まってきれいに見えますね。



 

そしていつもの定位置、鏡沼を北側から俯瞰した写真はこちら。
ドラゴンアイの瞳ですが、ここから見るとかろうじて丸い形を保っているのがわかりました。
散策路側はまだ雪が多く残っていて大きな変化は見られません。

恐らく今日の午後からの雨で奥側の雪の薄い部分が融けてしまい、瞳の形は崩れてしまうと思います。

となると、今日のこの写真が今シーズン、ドラゴンの瞳のラスト写真ということになってしまうかも知れません。

ただし、散策路側の水面にはまだ厚く雪が残っていますので水の青と雪の白とのコントラストはもう少し楽しめると思います。

 

 

こちらが瞳の部分の拡大写真です。中央部は雪が融けてすっかり沼の水面が顔を出しています。そして奥側の雪は薄くすぐに融雪して消えてしまうと思います。


今週末ぐらいまでは楽しめるのでは?と予想していましたが、ドラゴンアイらしく見えるのは今日がラストになってしまうと思います。

 

 

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼) 龍の瞳

   2023年6月12

 
 

6月12日13時頃のドラゴンアイの様子です。
今日は生憎霧雨の降るドラゴンアイでした。このお天気のせいかこの時間でも駐車場は4割ほどの駐車台数でした。




さて、ドラゴンアイの様子ですが、しばらく来れなかったうちに中央の瞳の部分に水が溜まり、所謂「開眼」の状態となっていました。






また、白眼の部分にあたる水面ですが、水面下の雪が浮きがあり、水面の面積、水量とも前回から大きく減少していました。




最初にも触れた瞳の部分ですが、今年は中央の凹みが顕著にならず、大きく薄く凹んでいるため、黒い瞳…という感じにはならず白眼の部分をかたどっている外側の水面の帯と同じように中央部の凹みにも何となく水の帯が出来ているように見えました。


ここ数日で中央部の雪面の融雪が進み、2020年6月15日や6月18日の写真のような形になるのではと思っています。


また、沼の東側、散策路と反対側は雪がだいぶ融けて水面が広がって来ています。進行途中で何度かお伝えした気になる亀裂たちですが、結局大きな影響を与えることなく表面の溝のみで推移しています。

鏡沼までの道中、雪の上を歩くのは10mほどの距離となっています。鏡沼まででしたら運動靴などでも大丈夫だと思いますが、その先、八幡平の山頂方面まで散策される方は登山靴や長靴などの方がまだ安心して散策できると思います。

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
気になる亀裂

   2023年6月5

 
 

6月5日12時頃のドラゴンアイの様子です。

昨日はNHK盛岡放送局様の取材を兼ねての観察となりました。

まず、目を引くのは中央の雪の丘、瞳にあたる部分の中央部がはっきりを窪みなんとなく水が滲んで来ているのが確認できました。
ここに水が溜まると所謂「開眼」となります。



2枚目は定位置からのドラゴンアイ。昨年、一昨年のように中央の丘の部分が持ち上がったり、損壊することなく今のところほぼ円形を保っています。
きれいなドラゴンアイの時は水面がぐるっと中央の雪の丘を取り囲むのですが、今年は沼の奥側の雪面が大きく浮上しておりまだ取り囲まれていません。
ただ、水中の雪も水面直下まで浮き上がっていており、きれいなドラゴンブルーの水色を見せており、日光があるとひときわきれいな発色になります。



 

そして気になる亀裂ですが、やや散策路側に伸びたようですが、写真を見るとまだ十分な雪の厚さもあり大きく損壊するようなことは無さそうに思います。

 

恐らく今週末から来週週中ぐらいが今シーズン最もドラゴンアイらしく見える見ごろのピークになりそうです。

ドラゴンアイまでの道中まだ2割ほど雪の上を歩きます。雪が踏み固められて滑りやすくなっていますので長靴や滑りにくい靴での散策をおすすめします。

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
気になる亀裂

   2023年6月1

 
 

5月31日朝10時頃のドラゴンアイの様子です。自然ガイドステーションTガイドに写真提供いただきました。

昨日のドラゴンアイですが、前日から大きな変化は無いようです。
瞳の部分も凹みの深さも変化がないようです。








横から見た感じも特に大きな変化は見られないです。

ただ、よく見ると水面がちょっと変な感じに写っています。

 

 

 

 

 

 

 

昨日の朝はかなり冷え込んだようで…よく見ると水面が凍って薄っすらと氷の膜が出来ていました。

 

 

 

 

 

 



気になる亀裂(気になるエリア?)ですが、前回よりもさらに雪面が浮き上がったようで水面がやや後退したように見えます。



この亀裂がどのようになるかで今年のドラゴンアイの様子が決まりそうな予感です。このままきれいな丸いドラゴンアイになるのか???
注視して行きたいと思います。

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
気になる亀裂
気になる亀裂

   2023年5月30

 
 

本日、5月30日朝9時頃のドラゴンアイの様子です。全般的に大きな変化は無いように見えましたが…。
写真中央右手に見える縦に伸びる亀裂ですが、前回よりも幅、深さとも拡大し溝に水面がはっきりと確認できました。









また、前回龍の瞳になる部分が凹んで来たように見えますとお伝えしましたが、その報告よりも二回りほど大きな直径の円(なんとなく汚れで丸い線ぽく見える)で凹みが出来ているように見えました。

さらに手前の水面の中に丸い穴がしっかりと確認できました。この穴を通して水が雪の上に流れ出していると推測しています。

 

 

 

 

沼の北側からの写真ですが、雪が解けて足場が低くなり周囲の木が入り込むようになったので今日は自撮り棒の先にカメラをつけて撮影してみました。変化がわかりますでしょうか?

 

 

 

 

 

 

気になる亀裂(気になるエリア?)ですが、前回よりも雪面が浮き上がったようで水面からの水の流入が途絶えていました。さらに縦の亀裂の溝の中の水もほぼ無くなっていました。












別の角度からの写真ですが、気になる亀裂の手前に新たな亀裂が入っていました。溝が黒っぽく見えるので雪の下の水面まで亀裂の溝が達していると思います。
この亀裂が左右にさらに広がるようであればもしかすると昨年のように雪面が大きく浮き上がって段差が生じるかも知れません。
今後どのような変化が起こるのか?
注視して行きたいと思います。

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
気になる亀裂

   2023年5月28

 

昨日、5月27日のドラゴンアイの様子です。お天気の良い週末でそろそろ見ごろを迎えてきたドラゴンアイとのことで午前中は駐車場待ちの渋滞が発生したようです。昨日は14時半ごろ様子を見に行って来ましたが、無料駐車場にかろうじて止めるスペースを見つけました。
さて、肝心のドラゴンアイですが、1枚目の写真。沼の南側から見た様子です。
瞳の部分に相当する中央部の雪面ですが、赤い線で囲った内側がやや凹んできたように見えました。
例年、この凹みに水が溜まるとドラゴンの開眼となります。
少しずつですがドラゴンアイの完成形に近づいてきているようですね。

そして沼の西側から見ると瞳の部分をぐるっと水面が取り囲んでいるように見えます。実際にはまだ東側は雪面が残っています。

 

 

 

 

 

 

そして北側見た沼の様子。昨日は見物のお客様も多くベストポジションからの撮影ができずトドマツが映り込んでいます。
東側にほぼ一直線に入った亀裂ですが、亀裂の隙間に水が入り込んでいるのか?やや幅が広がって青っぽく見えました。
この亀裂がこの後の進捗にどんな影響があるか未知数です。
大きな影響がなくきれいなドラゴンアイになってくれることを祈りたいと思います。






さて、前回ご紹介した赤い線で囲ったエリアの拡大写真ですが、前回よりも雪面が凹んで周囲の水が奥の方まで入り込んでいるのが確認できました。
気になる亀裂の隙間にも水が入り込んでいて、その先の亀裂にも水が入り込んでいるのが確認できます。
写真左側では雪面と沼の縁との間には隙間があり岸と雪面は離れているように見えます。
恐らく昨年のように雪面が大きく浮き上がり雪面に段差ができるようなことは無いと思われます。

そうだとすれば今年は3年ぶりにきれいな竜の眼の形ができそうです。



まだ散策路には雪がありドラゴンアイまでの道中の約半分は雪の上を歩きます。またその先、八幡平山頂、さらにガマ沼、八幡沼方面も雪の上を歩きます。
散策の際には長靴や防水性のある靴での散策をおすすめします。












ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
気になる亀裂
無料駐車場の様子

   2023年5月25

とても良いお天気に恵まれた八幡平。
今日もドラゴンアイの様子を見に行って来ました。

本日のドラゴンアイの様子です。前回よりも水面の面積がやや大きくなったように感じます。
円周も全体の3/4程度だったものが今日見た感じですと4/5程度まで伸びたように見えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
西側(散策路側)から東側を見ると人の白眼の部分に相当する水面がぐるっと円く取り囲んでいるように見えますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
沼の北側から南側を撮影した写真です。今回の観察で一番前回と変化があった場所がここでした。
赤い線で囲ったエリアの雪面がやや陥没し周りに比べて低くなっているように見えました。


















 
 
赤い線エリアのアップ写真です。
写真中央には気になる亀裂が縦に見えます。写真左側から気になる亀裂に向かって横に亀裂が入っているのも確認できます。
この縦の亀裂と横の亀裂に囲まれたエリアの雪面が周囲に比べて凹み水が少しですが流れ込んでいるのも確認でいました。


 
 
 
 
 
 
現在のドラゴンアイの進捗状況ですが、昨年の5月26日ごろ、一昨年の5月24日ごろの写真と同じように見えます。当初、例年よりも10日ほど進捗が早いとご報告していましたが現在は例年と同じぐらいの進捗と言えます。

昨年は6月1日に大きな段差が発生しきれいなドラゴンアイにはなりませんでした。ここから1週間程度大きな変化が起こる可能性が高いタイミングになります。
静かに変化し、水面が円周を形作れるかがポイントになると思います。



今日の午後1時半ごろの無料の駐車場の様子。平日にも関わらず7割ほど車で埋まっていました。

また融雪が進んでいますがドラゴンアイまでの道中のまだ半分は雪の上を歩きますので長靴やハイカットに靴での散策をお勧めします。



ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
気になる亀裂
気になる亀裂

   2023年5月19

今回のドラゴンアイは自然ガイドステーションのTガイドから提供いただいた5月19日のドラゴンアイの様子をお届けします。



現在の状況は写真の通り。前回5月16日と比較して大きな変化は無いように見えます。昨日の雨で水面がグルっと円周状に取り囲むのでは?と思っていましたが、山の上ではそれほどの雨量は無かったようです。




昨日もお天気は曇天。時より小雨もパラパラ降ったようですが、お天気のわりにきれいなブルーの水面が印象的でした。

当初カメの甲羅のような溝ができていた中央のドーム状の雪も溝は深くならず、例年通り少しずつですが、竜の瞳の形が出来つつありように見えます。

 

 

 

 

 

ほぼ真横から写真を撮影すると白眼の部分にあたる水面がぐるっときれいに円周状になっているような写真を撮ることができます。

 

 

 

 

 

 

そして気になる亀裂ですが、こちらも前回からは大きく変化は無いように見えました。気温、雨量、風、日射量、沼の水量などいくつもの要因が複雑に影響しあって絶妙なバランスを維持しているからでしょうか?










こちらの写真は本日(5/20)のパノラマ写真です・霧や曇り空で生憎のお天気でしたが、見ごろを迎えつつあるとのニュースもあったためか、たくさんのお客様がドラゴンアイを見に来ていました。
山頂下の無料駐車場はほぼ満車だったようです。明日以降は週末を中心に山頂駐車場付近は渋滞が発生する可能性が大きいです。時間に余裕をもってご覧になりにいらしてください。

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
気になる亀裂
気になる亀裂

   2023年5月16

 

今年はなかなかタイムリーに更新できず、今回も日にちが空いてしまいました。
一昨日、昨日とお天気があまりよく無く雨も降ったのので大きな変化があるかも…と今日の14時ごろ様子を見に行ってきました。

現在の状況は写真の通り。人間の白眼に相当する水面が円周の3/4ほどまで中心のドーム状の周りを囲んで来ていました。


こちらは沼の西側から東側を見た写真です。
この角度から見るとぐるっと円周状に水面が取り囲んでいるように見えますね。

現在の進捗状況ですが、昨年の5月18日または5月21日とほぼ同じような感じに見えます。当初は1週間から10日程度進行が早いとお伝えしていましたが、先週の吹雪の影響もあり?
昨年とほぼ同じような状況になって来ました。


さて上の写真にもしっかり写っていますが…
瞳の部分にあたる中央のドーム状の丘の東側にできたほぼ一直線の亀裂ですが、前回よりも亀裂より一層深い亀裂になっていました。

この一番大きな亀裂以外の数本あった溝は深くならずに済んだようで今日はほぼ確認することができませんでした。




4枚目と5枚目の写真は一番大きな亀裂を南側(4枚目)と北側(5枚目)から撮影したものです。4枚目の写真ではよくわかりませんが、5枚目の写真では亀裂の溝に水が入り込んでいて雪の下の水面まで貫通しているようでした。

ここ数日気温が高い予報が出ているので間もなくぐるっと円周状に水が取り囲むと思います。
そうすると竜の目のように見えるようになります。
また気温が上がり水が取り囲むことにより亀裂にかかる力が変化する可能性が高いのでこの亀裂がさらに広がる可能性も高いです。

亀裂が黒目の部分に掛かっているのでこのままだと今年はきれいな瞳にならないかも知れません。

ドラゴンアイまでの道中ですが約半分ほどは夏道が出てきましたが残りはまだ雪の上を歩きます。
長靴やハイカットの靴の方が快適に散策できると思います。

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
気になる亀裂
IBC岩手放送甲斐谷アナと基世ガイド

   2023年5月10

 

今回もちょっと日にちが空いてしまいました。本日午後2時ごろ、ドラゴンアイの様子を見に行って来ました。
寒気の影響で時雨れるかも…とのことでしたが歩き始めは曇り空。冷たい風がやや強めに吹いていました。

日曜夜から月曜日の午後にかけてまとまった積雪となり15~20cmほど積もったようです。

そのせいか、水面の面積は前回に比べてやや減少したように見えました。
表面は気温のせいで凍り付いています。


沼の南側から北側を見た写真です。新しく積もった雪で中央のドームの裾が埋まり、円周上に水が取り囲むまで少し時間が掛かりそうです。

現在の進捗状況ですが、前回と同じく、昨年の5月11日または5月15日とほぼ同じような感じに見えますのでここに来て低温のせいか進行は足踏み状態となり昨年とほぼ同じような状況になって来ました。

今日もドラゴンアイに到着し、しばらくすると横殴りの雪が降って来ました。

 

前回赤丸で囲った亀裂ですがそこそこ深い亀裂のようで亀裂の溝にしっかりと雪がはまり込んでいるようにみえます。また前回よりも複数の亀裂がはっきりと確認することが出来ました。

今後この亀裂がどうなるのか?またドラゴンアイにどんな影響があるのか? 引き続き注視して行きたいと思います。




4枚目のこちらの写真、今日は地元岩手のIBC岩手放送の甲斐谷アナと当ホテルの基世ガイドでIBCラジオの事前収録でした。

5月13日(土)13時~八幡平ドラゴンアイの特集番組の放送があります。
今日の事前収録した内容が放送予定です。
ぜひお聞きください!

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
気になる亀裂
複数の亀裂

   2023年5月4

 

今回もちょっと日にちが空いてしまいました。本日午後3時半ごろ、ドラゴンアイの様子を見に行って来ました。
GWでお天気も良かったので無料駐車場はこの時間でも8割ほど車で埋まっていました。

さて肝心のドラゴンアイですが、前回4/29に比べて瞳の輪郭がはっきりし雪面の上に浮いている水の範囲もさらに広がってきていました。。

 

前回ご報告した中央部のドームはさらに盛り上がり瞳の形になってきているのが確認できました。

順調に行けば周囲に水が浮き、ぐるっと周りを囲むとドラゴンアイっぽくい見えるようになると思います。

現在の進捗状況ですが、昨年の5月11日または5月15日とほぼ同じような感じに見えますので今回もやはり10日ほど進行が早いように感じます。

 

 

さて、前回お知らせした「気になる亀裂」ですが…・

今回確認したところどうも無くなっているようにみえました。
しかし、写真ではわかりにくいですが、写真の右側に北に向かって一直線に亀裂が出来ていました。さらにドームの中央部に向かって4本の亀裂が確認できました。(下の写真の赤い線の中)




素人の想像ですが、例年に比べてドームと右端側の間の雪が薄く、ドームが浮上する際に亀裂が入ったのではと思います。
これまた過去には例のない現象となっていますので今年はどんなドラゴンが出現するか…今後の状況に注目ですね!

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
気になる亀裂
めがね沼

   2023年4月29

 

ちょっと日にちが空いてしまいましたが昨日、ドラゴンアイの様子を見に行って来ました。
GWの初日でお天気も良いとの予報でしたので駐車場が心配でしたが…
9時半ごろではまだ全然余裕がありました。

さて肝心のドラゴンアイですが、前回4/21に比べて瞳の輪郭がはっきりし雪面の上に浮いている水の範囲も広がってきています。

 

また。写真では分かりにくいですが、中央部が盛り上がりドーム状になってきています。

もう少しするとさらにドームの高さが増して周囲に水が浮き、ぐるっと周りを囲むとドラゴンアイっぽくい見えるようになると思います。

現在の進捗状況ですが、昨年の5月11日、一昨年の5月8日とほぼ同じような感じに見えますのでやはり10日ほど進行が早いように感じます。

 

 

さて、前回お知らせした「気になる亀裂」ですが…・

前回から大きく変化はなく、思ったよりも浅い亀裂のように見えます。
今後、中央部のドームがさらに浮き上がった際に大きな変化がなければ影響は少ないかもしれません。









最後の写真はドラゴンアイのすぐ北側にあるめがね沼の様子です。前回よりも水面の面積が広がって来ました。めがね沼の現在の様子は昨年の5月6日の写真と酷似していると感じます。GWは5月5日ごろまではお天気も良さそうです。

たくさんの方でにぎやかなドラゴンアイになりそうですね。

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
気になる亀裂
めがね沼

   2023年4月21

 

ここ数日寒気の影響で通行止めが続いたアスピーテラインでしたが、昨日、今日とオープンしていましたので今シーズン2回目の観察へ行って来ました。

パッと見では大きな変化は感じられませんでした。寒さの影響で進行は足踏み状態だったのでしょう。

またここ数日の寒気で山頂付近では約10cmほど積雪があったようです。
4月15日に比べてドラゴンアイまでの道はザクザクと足首あたりまで雪に潜りちょっと歩きにくくなっています。

この週末はお天気も良さそうなので見ごろにはまだ早いですが、八幡平の雪上散策を楽しむのも「アリ」だと思います。
その際には長靴などをご用意いただくと快適に散策できると思います。

 

 

 

 

さて、あまり変化は無いとお伝えいたしましたが、実はちょっと気になることがありまして…

3枚目の写真。汚れの縦じまかと思ったのですが、ほかの縦線に比べてどうも影が濃いように見えました。

写真では分かりづらいと思いますが、赤丸の中の縦線は汚れの縦線ではなく、雪面に生じた亀裂のように見えました。
この亀裂がこの後、さらに深い亀裂になっていくのか?
それともこのままなのか?
ちょっと気になる亀裂です。
過去、この辺に亀裂は生じたことがないので場合によっては今までにない進捗を見せてくれるかもしれません。

今後も続報してまいりますのでご期待くださいね。

最後の写真はドラゴンアイのすぐ北側にあるめがね沼の様子です。こちらもすでにだいぶ水が浮いてきている状態となっていました。

ドラゴンアイ(鏡沼)
ドラゴンアイ(鏡沼)
山頂付近 雪の壁

   2023年4月15

 

今年も4月15日にアスピーテラインが予定通り開通し、早速ドラゴンアイの様子を見に行ってきました。
今年も生憎の曇天。今にも雨が降り出しそうなお天気でした。

肝心のドラゴンアイですが、桜前線が過去最速で北上しているのと同様、すでに湖面には水が滲んでいました。
昨年の4月21日と同じぐらいの様子です。

だいたい昨年よりも1週間ほど早い進行でしょうか?

昨年、一昨年ときれいなドラゴンアイになっていまので今年はなんとかきれいなドラゴンアイになってもらいたいと思っております。

今後も定期的に観察日記を更新し、できるだけ最新情報をお届けして行きたいと思っています。乞うご期待ください。










最後の写真は雪の回廊の様子です。昨年に比べて約2mほど積雪が少ないとのことでした。
右側に見える三角形のものは公衆トイレの屋根の部分です。
例年は完全に雪に埋没しているのですが、すでに屋根が見えているのは過去に記憶がありません。

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