トピックストピックス

  1. HOME
  2. トピックス一覧
  3. トピックス詳細

【ドラゴンアイ観察日記 2024】4月21日から開始しました!

掲載日:2024/04/14

NEW! 注目 おすすめ

ここ数年ますますSNSやテレビで話題になっている、八幡平の雪解け時期の絶景
「八幡平ドラゴンアイ」
八幡平にある「鏡沼」の雪解けの様子がまるで龍の瞳のように見える、季節限定の絶景です。

自然が起こす神秘の絶景「ドラゴンアイ」は、毎年決まった時期に出来るとは限りません。
日々の変化の様子を自然ガイドステーションよりご報告いたします。

2024年4月21日より開始しました!

奇跡の絶景!八幡平ドラゴンアイまでお車で約40分!
八幡平山頂までの「八幡平自然散策バス」がドラゴンアイシーズン中の毎日、ホテル前より出発。

2024年4月26日

前回からまた少し時間が空いてしまいましたが、本日、今年2回目のドラゴンアイの様子を見に行ってきました。今日はお天気は良かったものの、黄砂の影響で遠くの山々は見えませんでした。
前回と空の青さが全然違いますね。

鏡沼までの道中は途中だいぶ雪の薄くなっている箇所もありますが、まだまだ雪の上を進んでいくことになります。

はい!こちらが今日のドラゴンアイの様子です。前回はちょっとだけ水の滲みが確認できていましたが、今日は円周の3/4ほどまで水の滲みが確認できました。
水中には黄砂やチリなどが溜まり黒くなっています。

いつものようにアングルを変えて…。
沼の西側から東側を見ています。
前回も書きましたが、今年はドラゴンアイの縁取りがきれいな真円に近い形になっていて、雪面に浮いている水の帯もほぼ同じぐらいの幅になっているのが確認できます。
ということは、真ん中の雪の丘に掛かる浮力がほぼ均等になっているのでは?と推測しています。

さらに進んで、沼の北側から南側のアングルです。写真左側(散策路とは反対側)はまだあまり水の滲みが少ないようですが、ここ数年見られた、大きなシワや亀裂などは今のところ確認できません。

過去の写真と比べると2021年の5月14日のドラゴンアイの状況に近いように感じます。
そうすると今年は3年前に対して20日ほど進行が早い感じでしょうか?
この先も気温が高いようなので今年は見ごろが早まるかもしれませんね。

こちらはドラゴンアイのお隣、めがね沼の今日の様子です。エメラルドグリーンの水が結構溜まっていました。

2024年4月21日

4月15日から開始予定としていましたが、もろもろありまして…ようやく本日、今年1回目のドラゴン見てまいりました。
アスピーテライン開通日の情報ですと昨年よりも高い6mの雪の壁とのことでしたが、今年はすでに山頂のさわやかトイレも姿を現していてすでに昨年よりも1m以上は積雪が少ないのでは?と感じられました。

さて、肝心のドラゴンアイを見に行きましょう。
県境登山口入口は雪がありませんでしたが、すぐに雪の世界が待っています。
例年よりは積雪が少ないと感じますが、それでもまだ一面の雪の世界です。

ドラゴンアイのできる鏡沼までは山頂のレストハウスから歩いて約15分程度。
距離にして約600m、標高差は約50mほどとなります。
道順がわかりやすいようにピンクのリボンが付いた道標が設置されています。
しかし、写真を見ていただいてわかるとおもいますが、まだ雪の上を歩きますので、登山靴や長靴での散策をおすすめします。

歩き始めて約15分で鏡沼の畔に到着しました。危なくないように規制のロープが設置されていますのでロープの中には入らないようにしてくださいね。

こちらが4月21日現在のドラゴンアイの様子です。すでに大まかな輪郭が出来上がっていました。ここ数年に比べて輪郭の形がきれいな円に近いように感じます。

散策路側から奥の森の方を見ています。(西側から東側を撮影)
写真の左端、何となくですがすでに水が滲んでいるようにも見えます。


北側から南側のドラゴンアイの様子です。例年に比べて写真右側の雪の壁の張り出しが少なく、輪郭がきれいな円のようになっているのがこちら側からも確認できます。
実は2016年のドラゴンアイがとてもきれいに出来上がり、ポスターなどにも良くその時の写真が使用されているのですが、2016年も暖冬、少雪だったので、今年もきれいなドラゴンアイができるのでは?と予想しているスタッフもいます。

スタートは遅れましたが、この後は3日~4日程度の間隔で更新して行きたいと思いますので、今年も「ドラゴンアイ観察日記」を楽しみにご覧ください。