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【ドラゴンアイ観察日記 2019】

掲載日:2019/05/27

NEW! 注目

今年のドラゴンアイの見頃は?

SNSやテレビで話題になった、雪解け時期の絶景「八幡平ドラゴンアイ」。
今年は積雪量が多かったので、見頃は6月上旬頃になるかもしれません。
自然が起こす神秘「ドラゴンアイ」は、いつでも決まった時期に出来るとは限りません。
日々の変化は自然ガイドステーションよりご報告できるようにいたします。

ドラゴンアイが “できるまで”

2016年に撮影した画像を基に、出来始めから終了するまでを解説とともにご紹介します。

2016年5月16日撮影 ドラゴンアイの出来始め

 表面に黄砂やチリ等の汚れが目立ち、水が黒く見える。水底ではなく、水そのものが濁っている。

2016年5月20日撮影 ドラゴンアイの最盛期

水面がライトブルーになり、綺麗な状態。水の中の汚れが沈殿して水底雪面に砂粒ほどの塊となっている。
雪面上に極小の穴が見受けられ、日光を受けた沈殿物の温度上昇で水底雪面を溶かしたと思われる。

2016年5月29日撮影 ドラゴンアイ終盤

 中心部より水面が見え始める。
汚れの沈殿が進み、ライトブルーの水面がより鮮明になる。

2016年6月6日撮影 ドラゴンアイ終了

 雪面の厚さが薄い中心部より水面が広がる。
雪面上の穴が大きく荒れた状態になる岸寄りには、一部ライトブルーの水面がドラゴンアイの痕跡として残る。

2016年6月10日撮影 ドラゴンアイ終了後の鏡沼

 中心部の水面がより大きく広がる。
上の写真を見ても解る通り、向こう岸側の雪が無くなっているので、沼の水底の状況が手前側が浅いと思われる。

2019年ドラゴンアイ観察日記

2019年4月17日(水) 今年1回目の観察時の写真です。
左:八幡沼、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:八幡平頂上展望台

まだまだ雪が多く、「ドラゴンアイ」になる鏡沼は大きく窪んでいる状態です。
頂上の展望台も一番上の手すり部分まで積雪があります。
 沼の上を歩いたあとがありましたが、大変危険です。
また、昨年のように大勢が踏み荒らしてしまうと、綺麗なドラゴンアイが 見られなくなる可能性もあります。
多くの人にドラゴンアイを楽しんでいただけるように、ご協力をお願いいたします。

2019年4月21日(日) 今年2回目の観察時の写真です。
左:八幡沼、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:八幡平頂上展望台

前回とあまり変化がありません。「ドラゴンアイ」は大きく窪んでいる状態です。
頂上の展望台も一番上の手すりから床部分まで見えてきました。
 スニーカーで歩いている外国の方がいましたが、ひざ上まで足が埋まり雪の中に靴を残してしまいました。
スコップで掘り出してあげましたが、この時期はトレッキングシューズにスノーシューが無難です。

2019年4月29日(月) 今年3回目の観察時の写真です。
左:八幡沼、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:八幡平頂上展望台

前回とあまり変化がありません。「ドラゴンアイ」は大きく窪んでいる状態です。
頂上の展望台横にある柱の文字も「八幡平」まで見えるようになりました。
 ゴールデンウィークなので、たくさんの方が歩いていましたが、スノーシューや山スキーの方も多いなか、
長靴やスニーカーの方もたくさん見受けられました。
スリップして歩きにくそうでしたし、危険も伴うので、やはりそれなりの靴をご用意ください。

2019年5月4日(土) 今年4回目の観察時の写真です。
左:八幡沼、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:八幡平頂上展望台

昨年は5月1日には鏡沼の表面に水が浮いてきていましたが、今年はまだのようです。
頂上の展望台横にある柱の文字も「頂上」の頂の字まで見えそうになっています。
 今日もたくさんの方が歩いていましたが、八幡沼を横断している方も居ました。
そろそろ、危険ですので沼の上には入らない方が良いと思います。
一部歩道が出てきたところもありますが、ほとんど雪に覆われたところを歩きます。

2019年5月5日(日) 今年5回目の観察時の写真です。
左:八幡沼、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:八幡平頂上展望台
左下:鳥海山、下中央:メガネ沼、右下:岩木山

昨日に続いて2日連続の日記です。
ドラゴンアイはまだですが、隣のメガネ沼のエメラルドグリーンが見え始めました。
今日は昨日よりも空気が澄んでいたせいか、鳥海山、月山、岩木山がクッキリ見えました

2019年5月10日(金) 今年6回目の観察時の写真です。
左:八幡沼、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:八幡平頂上展望台

ドラゴンアイにだいぶ変化が出てきました。
5日前と比べると一気に三日月型の水面が現われてきたのが分かります。
八幡沼やガマ沼にも水面が多くみられるようになりました。
ここ数日の気温上昇で随分季節が進んだようです。

2019年5月12日(日) 今年7回目の観察時の写真です。
左:八幡沼、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:八幡平頂上展望台

一昨日から見ると一度表面が凍結したようです。
八幡沼も一昨日よりも白くなっています。朝晩の気温はまだ寒い証拠ですね。
それでも積雪はどんどん融けて低くなっています。 頂上の写真はやぐらが随分見えてきました。
ドラゴンアイはリング状になってきました。ドラゴンブルーまでもう少し。

2019年5月16日(木) 今年8回目の観察時の写真です。
左:八幡沼、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:八幡平頂上展望台

日々、八幡平の積雪は融けて低くなっています。
ドラゴンアイはリング状の部分が広がってきています。
ドラゴンアイの周辺には危険防止のためにロープが張られました。
ロープの内側に入り込まずに、安全にドラゴンアイを観察しましょう。

2019年5月18日(土) 今年9回目の観察時の写真です。
左:八幡沼、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:メガネ沼(龍の涙)

ドラゴンアイがリング状に形を変えてきました。
沼の東側に水が浸み出してきています。
そして、「ドラゴンの涙」と言われるメガネ沼のエメラルドグリーン。
神秘的な姿が徐々に露わになって来ています。

2019年5月20日(月) 今年10回目の観察時の写真です。
左:ドラゴンアイ(東側から撮影)、右:ドラゴンアイ(北側から撮影)

これから天気か崩れる予報が出ています。
風が強く、水面にさざ波が多く見られます。
ドラゴンアイは沼の水面が上昇して大きなリング状になるといわれていますので、
これから降る雨がどのように影響するのか楽しみです。

2019年5月22日(水) 今年11回目の観察時の写真です。
左:八幡沼、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:八幡平頂上展望台
左下:オオバキスミレ、下中央:ウソ、右下:ヒメイチゲ

昨日の雨の影響で、ドラゴンアイの水面が増えたようです。
八幡沼や頂上展望台も、だいぶ雪が融けてきました。
雪解けの場所には早くも可憐な高山植物たちが花を咲かせ始めました。
野鳥のさえずりもたくさん聞こえてきます。

2019年5月25日(土) 今年12回目の観察時の写真です。
左:八幡沼、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:八幡平頂上展望台

今日は土曜日。朝から多くのお客様がドラゴンアイを目当てに山にいらしてます。
お天気が良いので、軽装でお越しの方が多いのですが、
足元(靴)はまだ雪で滑りやすいので、トレッキングシューズや長靴の利用をお勧めします。
そろそろブルーの瞳が見られるようになりそうです。

2019年5月27日(月) 今年13回目の観察時の写真です。
左:ノウゴウイチゴ、中央:ドラゴンアイ(鏡沼)、右:ショウジョウバカマ

この時期としては異常な高温の日々が続いています。
テレビや新聞で取り上げられてから、毎日たくさんのお客様がドラゴンアイを見に来ています。
ドラゴンアイはあまり変化がありませんが、高山植物がたくさん咲き始めました。
八幡平にようやく春がやってきました。

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